最終更新日:2024年04月27日に更新しました。現在までに確認した競艇予想サイトの口コミ数:15,844

競艇用語(ボートレース用語)〜競艇初心者向けの競艇専門用語の使い方、語源や意味を徹底解説

▼ 競艇用語(ボートレース用語)の意味や使い方

  1. 競艇用語(ボートレース用語)の使い方

    競艇(ボートレース)の専門用語は沢山ある。

    競艇でも競馬でも、あるいは他の競技でもそうだが、競艇ボートレースにおいても競艇初心者だとちょっと聞いただけでは分からないような、専門的な用語がたくさん存在する。

    競艇の事をよく知っている人が競艇初心者の人に競艇のルールを教えようにも、あまりにも専門用語が多いため、なかなか難しく、その逆も然りで「こーいうターンが…」と、話そうにも伝えられない。

    決まり手として公式サイトでも使われている「まくり」など競艇ボートレースでは頻繁に使われる言葉ですら、初心者はその意味がわからないだろう。
    …「ツケマイ」や「先マイ」、「キャビる」とか日常会話の語源ではないので意味が分からなくて当然だ。

    そこでそういった競艇における専門用語個人チョイスで解説したいと思う。



  2. 決まり手における競艇用語

    ● 逃げ

    競馬などをしている人であれば、この競艇用語の意味は何となく分かるであろうが、競艇ボートレースでも同じような意味で、スタートしてから先頭にたち、そのまま先頭のままゴールする事をいう。
    競艇においては、1コースがゴールまでの一番近いコースであることから、1コースからそのまま1度も抜かれることなくゴールすることを「逃げ」、もしくは「イン逃げ」と表現する。


    ● まくり

    この競艇用語は、競艇独自のものだろうが、1コース以外の選手が、その内の艇の外を旋回する事をいう。
    1着にならなくても、外を回った段階でまくりという言葉は普通に使われるし、まくっていって1着になったりすると「まくりが決まる」などという事もある。


    ● 差し

    「差し」の意味は言葉の通りなので何となく分かるだろうが、内コースの相手を先に回らせておいて、その内側を旋回する事をいう。
    1周目1マークであれば、2コースの選手が多用する決まり手であり、道中においても頻繁に使われる競艇用語だ。


    ● まくり差し

    先ほど説明した「まくり」と「差し」をミックスさせたような用語であるが、自分の艇の1つや2つ内側の艇の外を旋回しながら、そのもっと内の艇には先に旋回をさせ、その内を旋回する技を言う。
    基本的にはまくって差すには、自分の内側に最低2艇は必要となってくるため3コースから外の艇しかすることができない


    ● 抜き

    この競艇用語は、1周目の第1ターンマークを旋回した段階では、先頭ではなかった艇が、道中で先頭艇を抜かした結果、1着になる事をいう。
    仮に1周目1マークで先頭だった艇が、道中で抜かれ、またその艇を抜き返した場合でも決まり手として使われる。


    ● 恵まれ

    これはいわゆる「ラッキー」って意味だが、競艇用語においては先に走っている艇の欠場(フライングや転覆)などによって、その後ろを走っている艇が1着になる事をいう。


    ● ツケマイ

    これは正式な決まり手ではないが、道中における戦法だ。
    道中で、2艇ないしは3艇で競っている時に、内側の艇の外ギリギリを旋回する事である。
    これが決まると、内側の艇は直に外の艇の波を食らうので、一気に差がひらく、必殺技的戦法。しかし外を旋回するため、よほど旋回スピードが違うかしないとなかなか決まらない。決まるとカッコイイw



  3. モーターの足における競艇用語

    ● 足

    足とは、モーターの性能を表す用語だ。


    ● 伸び足

    これは直線での加速を示す競艇用語だ。
    トップスピードに乗った時のものでもあり、モーターの差が一番分かりやすいものである。


    ● 出足

    エンジンはかかっているが、ほとんど動いていない状態から、一気に加速する時の競艇用語だ。
    この足が、基本的に競艇では一番大事になってくる。


    ● まわり足(回り足)

    競艇で旋回する時に、ボートの操縦性の良さを表す競艇用語だ。
    この足がいいと、旋回しやすいことになる。


    ● 行き足

    出足とトップスピードに入る伸びとの間の足のことで「二の足」ともいわれる、選手用語に近いものだ。



  4. 進入における競艇用語

    ● 前付け

    艇番の大きい、本来ならアウトコースに入るであろう艇が、内側のコースを取りに来ること
    その代償としてスタートまでの助走距離が少なくなり、トップスピードにならないままスタートを切る可能性があるという、リスクがある


    ● スロースタート

    1コース〜3コースの選手が多くとるスタート戦法で、助走距離は短くなる


    ● ダッシュスタート

    4コース〜6コースの選手が多くとるスタート戦法で、助走距離が長くなり、トップスピードにのった状態でスタートが決まれば、内側の艇をまくることも可能になる。


    ● カド

    ダッシュスタートをする艇の中で、一番内側にいる艇のことをいう。
    この選手(カド)が起点になってレースが展開されることが多い。



  5. その他の競艇用語

    ● 放る

    競艇用語でスロットルレバーを放して減速することをいう。
    スタートする時などに、そのタイミングを調整(フライングしないようにするため)するために行われることが多く、スタートにおいての放りは「アジャスト(調整する)」ともいわれる。


    ● 安定板

    強風などで水面の波が強い時に艇を安定させるために付けられるプレートのことだが、ただこの「安定板」をつけると伸びが弱くなり、まくりが決まりにくくなるというデメリットがある。


    ● かかり

    旋回の時に、プロペラが水を食う度合いをさす競艇用語で、これがいいと、旋回が早くなる
    使い方としては、選手が「もう少しかかりが欲しい」などと、いった感じで使われる競艇用語だ。


    ● キャビる

    キャビテーション」という言葉を短くしたもので、水の中の気泡によって、プロペラが空転状態になり、急減速する事をいう。
    とくに、前の艇の波の後を走る時に、起こりやすい。


    ● 節一

    一つの開催において、一番出ているモーターのこと(調子いいモーター)をいう。


    ● 先マイ

    他の艇よりも先に旋回体制に入ることである。


    ● 外マイ

    他の艇の外を旋回することである。
    2艇での並走でターンに向かった場合、外から旋回体制入ったとしても差したりもできるので、それは外マイとは言わない。


    ● チルト

    モーターをボートに取り付ける角度のことをいう。
    小さい角度だと、出足、回り足がよくなり大きい角度になると伸び足がよくなる。
    因みにこの調整は−0.5〜3度で調整ができる。


    ● 鳴く

    スタート時に、キャビり(水中の気泡で、プロペラが空転状態になり急減速する事)に近いような状態になり、思うような加速ができないこと。
    空吹かしによって高いエンジン音が出るため、このように呼ばれている


    ● 振り込む

    旋回時に、必要以上にボートが回ってしまい、減速してしまうことで、コレはキャビテーションとリンクしている部分が多少あり、その場合言葉の使い方は「キャビって振り込んだ」などと表現する。


    ● バックストレッチ

    1マーク(スタートして最初にターンする)と2マークを直線で結んで水面を手前と奥側の2つに分けた時の奥側の事
    つまり1マークを回った後に2マークまで走る側の水面の事をいう。


    ● 展示タイム

    レース直前に選手が周回展示する、2周目バックストレッチにおける、スタートラインの延長線上から2マークまでの150m走破タイムのこと

    詳しくは「展示タイムを使って予想する」で解説しています。




    「競艇専門用語」は競艇場で観戦しながら覚えよう。

    …このあたりが、競艇初心者がちょっと聞いただけでは分からないような競艇専門用語だが、説明をよんでお分かり頂けただろうか?

    実際にレースにおいて、そのシーンが起きた時に説明した方がもっと分かると思うので、機会があれば最寄りの競艇場などを探し、この説明をもとに競艇場で観戦しながら見てると、なんとなく分かると思いますw


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競艇予想サイトの、無料予想の抜き打ち検証

競艇予想サイトの抜き打ち検証」は、競艇予想 サイトが提供した無料予想を抜き 打ちで検証したものになります。

2024/04/24

ボートバーという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証するボートバーという競艇予想サイトの無料予想(無料情報)は、2024/04/24の三国11Rで提供された買い目である。

ボートバーという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートバーの無料予想(2024/04/24)

予選は折り返しの3日目。
今節はここまでリズム良く来れている1号艇丸尾
足はスリット近辺の足を中心に戦える雰囲気で、このメンバーでも足負けはなかった。

その上、近況のイン戦成績も安定している。
2日目もきっちりと逃げ切ったくらいだ。

スタート遅れも考えづらいので、1マークを先マイすれば逃げる可能性は非常に高かったように思う。
1着で信頼できる

問題はその相手なのだが、飛び抜けて実績のある選手はいないので、モーター気配が重要になってくる。
その点で、3号艇山川4号艇松本が一歩リードしていただろう。

山川は全体的に少しずつ良くバランス型の雰囲気。
松本は行き足、出足が強めであった。

6号艇関根もターン回りの足が良かったのだが、ここは6コース。
さすがに遠い(6コースでの3連対率もほぼない)

逆に、2号艇渡辺は本人のコメントにもあるように出ていない。
回ってからの出足も弱いので、2コースから差し続けられるか疑問であった。
少なくとも連軸にはできない。

ボートバーの提供した予想はその渡辺を信頼し過ぎである。
「内コース・A1」というだけで相手に選らんだのだろうが、モーターが弱ければ大敗の可能性もある。
引き波をもらうリスクも高いので、2コースなら尚更。

しっかりと機力を見極めていれば的中できるレースだったと思う。



2024/04/22

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想を抜き打ち検証

今回検証する競艇予想サイトボートタイムの無料予想(無料情報)は、2024/04/22の江戸川5Rで提供された買い目である。

ボートタイムという競艇予想サイトの無料予想の抜き打ち検証
▲ ボートタイムの無料予想(2024/04/22)

今回の出走表を見た段階でまず言えるのは、4号艇石田6号艇野田絡みはほぼないという事だ。
両選手共にデビューして2年目の新人選手である。
まだまだレースを覚えている段階で、全く信頼はできない。

その上、難水面の江戸川である。
走った事もあまりないので、正直厳しかった。
消しでいい。

その他の4選手での争いになるのだが、3号艇酒見は少し足が弱かった。
普段は伸び中心に調整し、それがハマった時の破壊力は凄まじいものがある酒見なのだが、今節はその伸びがきていなかった。
出足や回り足も当然良くはないので、2・3着にも絡めるか微妙という事だ。

やはり、1号艇若林2号艇市川5号艇山口の3者の争いになるだろう。
気配的には市川が出足が良く、山口が伸び足が良く見えた。

4コースが新人の石田なので、1マークは山口が攻める事も考えられる(石田が突っ張る事はほぼないので)
そこに1番差しの市川、インで何とか先マイしたい若林。
こういう展開予想で十分であったと思う。

予想は10点もしているが、肝心の山口1着がない。
今回の予想は一貫性もあまりないし、来る可能性が低い目も多かった。